Googleカレンダーの利用状況

はじめに

Googleカレンダーを社内スケジュール管理に利用しはじめてから早2ヶ月。
簡単に感想を記しておこうと思う。

利用状況

以前にグループウェアは利用されなければ意味がないと記した。
現在の利用状況はこんな感じ。

※大した事は書いていないのだが、念のため一部隠しを入れている。

やはり、一部の社員は利用しておらず、一部の社員が積極的に利用している。
ただ、以前のPHProjektが私の一人の利用であったことを考えれば、当時に比べて利用率は格段に上がったと言える。

可読性

Googleカレンダーは色で見分けるという指針があるので、20以上のカレンダーを管理する場合に可読性がどうなのかという問題がある。
率直に言うと、20人規模を管理すると正直見づらい。
積極的に利用するもの以外の色は覚えていないので、たとえば前述のスクリーンショットの紫で「day off」と書かれているのは誰のday offなのかは、ぱっと見でわかるとは言いがたい。
まあ、クリックすればわかるので、それはそういうものだと割り切るしかないだろう。

その他

ブラウザはGoogle Chromeを使っているが、速度的にはベトナムでも問題ないレベル*1
時間10分前に予定を知らせてくれる機能が地味に便利。5分前だと準備が間に合わないし、20分前だと早すぎるので、10分前というのは絶妙な時間と思う。
この10分前機能を利用したいがために招待機能をよく使うが、招待機能は使いすぎるとやはりカレンダーが見にくくなる。今回は会社共有カレンダーを一つ作って解決するという手段に出たが、この解法は悪くないと思う。共有カレンダーは画面で言うオレンジのカレンダーである。
また、時差のある日本との時間共有がストレスなく行える点も魅力。ただ、時差含めて正確に共有しようとすると昼休みなども登録しないといけないので、若干ローカルカレンダーがごみごみしてくるという難点はあるが、これは仕方ないだろう。

総評

導入前に比べれば明らかにスケジュール管理の効率は向上している。
もう少し各位の利用頻度を高めるためには、現在オフショアが入った関係で開発が停止しているウィジェットの開発を推し進めたいところ。
社内向けカスタマイズなどが出来れば、よりCUVELに特化したカレンダー管理が出来、より利便性を高めていけそう。
APIが少し使いづらいが、ここは努力と根性でなんとかしよう。


ひとまず、現在の総評としては、ベースとしてGoogleカレンダーを選んだのは失敗ではなかったと言える。
今後「成功」と言い切るためには、ウィジェット開発の結果如何にかかっていると思う。

*1:ChromeGmailとカレンダーの専用ブラウザにしてある