国内向け営業実施中

国内向けといっても、ベトナム在住の企業のいう「国内」はベトナム国内である。
これまでは日本からのオフショアのみ実施していたが、会社も2年目になりぼちぼちベトナム国内向け営業、あるいは日本以外のオフショア開発元への営業を開始した。
テーマは、さしづめ脱日本といったところか。
リスクヘッジが目的なのだが、そのリスクの要因には日本経済に依存している点と、日本人に依存している点の二つがあげられる。
両方を打破するためには、「ベトナム人による日本以外からの仕事の取得」という作業が欠かせない。
厳密にはベトナム人でなくてもいいのだが、うちの会社には日本人とベトナム人しか今のところいないので、会社の状況を考慮すれば上記は正しいということになる。


ということで、まずは手始めにはベトナムローカルの仕事をとってこようと頑張っているのだが。
さすがに・・安い。
10万円われなんて普通に存在するし、10万円で期間的に2人月程度の仕事であるというのは普通である。
外資系や教育機関の仕事に関しては30万から60万程度の仕事もあるにはあるが、これらは競合が激しくなかなか持ってこれない。
まあ、ステップ的にはこんな感じだろう。

  1. なんでもいいからなんか一つ仕事をやる
  2. やったことで見えた課題を整理する
  3. 課題の30%程度を片付ける
  4. 前の仕事より少し大きめの仕事をとってやってみる
  5. [2]に戻る

今は[1]に向けて頑張ってもらっているところ。
ベトナムは基本競争入札なので、オフショア単価でやればまず知名度も実績も大したことのないうちの会社では無理。
会社の利益は度外視し、とりあえず最初の一歩を歩みだせるよう努力してもらっているところである。
3年で一応準備完了の予定なのだが、準備期間を半分近く使っているので、そろそろ焦るべき時期に来ているかもしれないな。